top of page
Writer's pictureKaori

相手の気持ちを思いやれる子供に育てる方法

昨日、お友達に、サッカーのグループに入れてもらえなかった息子。

そのことを、ダディに私から報告すると、

「そーゆーことも、男の社会ではあるある。」と。



でも、どうやって、そのことを息子と話し合おうか、

伝えようか、なんとなく、私のいないところで、

話そうとしてくれたみたい。



その時の息子の答えが、

ガツーーーーーン!と、胸に響きました。


ロックウッド香織 コーチング オーストラリア メルボルン

実は、私は、この時遠くから見ていたんですよね。

息子が学校に着いた時に、校庭で友達を見つけて、 サッカーしている仲間に入れて、って言いに行ったんです。



でも、遊んでいるのは、高学年(3年生ぐらい)の集団で、 息子のクラスメイトの子は、明らかに、その中の誰かの弟といった感じ。



たまに聞く名前の子で、

そこまで仲がいいというわけじゃないのかもしれないけれど、

普段は普通に仲良く遊んでいるような印象でした。



でも、その時は、

そのクラスメイトの子、息子のことを避けるように、

完全に無視する態度に出ました。



遠くからだったので、何をいっているのかは不明だったのですが、

明らかに、態度の悪いジェスチャーを息子にしている…



それでも、どうなるかな、と思って見ていたら、

今度は息子、高学年の友達に話しかけています。

多分、入れてよ、って言っているの。



全然知らない年上の子にまで、

堂々と話しかけられるって、ある意味すごいなー、と感心したのですが、

でも、やっぱり断られたようす。



しばらく、残念そうにしていましたが、

すぐに、校庭の遊具で一人遊び始めました。



私は、近づいて言って、

「なんて言われたの?」って聞いてみると、



「〇〇くんが、rude(すごく失礼)なんだよ。サッカー入れてくれないって。

それに、他の子には、歳が違うだけで、一緒には遊べないって言われた。

〇〇くんは、僕と同い年なのに一緒に遊んでるじゃん。」



と。



まあね、全然知らない、年下の子が、

いきなり入ってきても、きっと邪魔になるだけだし、

お兄ちゃんたちの言い分はわかるよ。

てゆーか、一緒に遊べると思っている息子がすごいな、と思うけど。



でも、友達(と思っている子)に、

普段と違う態度で拒否された息子は、

なんだかちょっぴり傷ついたようです。



で、そのことを、その日の夜に主人に報告したんです。

そしたら、

「集団の中の誰か一人と友達だからって、その集団に受け入れられる確率なんて、低いもんだよ。特に歳いってきたらそうだよ、男の子なんて。お前、だれ??って感じ。」と言っていたけど、やっぱり、父親として、男同士、人生のレッスン?をしたくなったようで、次の日に、私がいないところで、こっそり、このことについて会話してたみたいなんです。



主人は、「今度その子が、何かを頼んできたり、一緒に遊ぼうと言っても、自分も嫌なことをされたから、悪いけどそれはできないって言え。」って言ったようなんですよね。



オーストラリアの人って、こうゆうこと、よく言うんです。

「意地悪な子とは遊ばなくていいよ。」

「自分が嫌なら、無理して一緒にいなくていいよ。」って。



それはそれで、自分の身を守るためには大事なことだと思うのだけど、

日本で、「みんなと仲良くしましょうね。」と言われて育った私には、

最初、ちょっと衝撃でした。



だから、うちの主人も、 嫌いなら付き合わなくていい、嫌なことされたら、友達と思わなくていい、みたいなことを言ったらしいんです。



そしたら息子。



”I don't want to hurt other peoples feeling with the way I was hurt." (自分がされて傷ついたやり方で、相手の気持ちを傷つけることは嫌だよ。)



って。



主人、まじかーーー??!!

って思ったらしいです。

5歳に、逆に勉強させられたって 笑



私は、逆に、

「あー、なんか、息子らしい♡」って、

またまた息子のそんな優しいところが大好きになりました。



年上のグループにも躊躇なく入っていったり、大胆なところもある息子だけど、

もともとセンシティブで、人の気持ちに敏感なところはあるなー、と母として感じていました。



でも、持って生まれた物以上に、

相手のことを思いやる気持ちを育てるためにできることが、日常の中でもあるんです。




普段、私が息子との会話できをつけていることの一つに、

自分が相手の立場ならどう考えるか?ということを、 自然と考えられるように会話することなんです。



例えば、晩御飯の支度ができても、なかなかテーブルにつかない息子に、 「ご飯、早く食べにきなさーーーーい!!!」と、

ブチギレて怒ることもできるけど、(と言うか、よくやってるけれど)

 

 

「ねー、ねー。ママ、一人でご飯食べるの寂しいんですけど。

せっかく作ったのに、冷えちゃって美味しくなくなっちゃうと、

ママ、かなしーなー。

みんなに美味しいご飯が食べてもらえる方が、ママは嬉しいんだけどな〜。」



と、自分の気持ちを伝えながら、

”今の息子の行動が、相手をどんな気持ちにしているか”という情報を提供する機会にしています。



だから、何かお手伝いしてくれたら、「ありがとう、嬉しかったよ!」というだけでなく、

「お話を聞いてくれて、ありがとう!」とか、

「ママの気持ちをわかってくれて、嬉しかった」とか、

逆に、

「言うことを無視されて、悲しかった。」とか。

 


いろんなところで、「そうか、こういう時は、相手はこんな気持ちになるのか。」

と、相手の気持ちを考える機会になっているのかもしれません。



どんだけ感情のアップダウン激しい母親だ?!と思われているかもしれないけれど 笑

よっぽど、”僕がしっかりしなきゃ!”って思われているかも 笑



でも、日々の会話によって、彼の中でじんわりと、

”自分の行動で周りの人がどういう気持ちになるか?”を自然に考えられる気持ちが育っている気がします。



この方法、簡単に取り入れられるのだけど、

実は、自分自身の感情の動きを、

客観的に見るのにも役に立ちます。




えー、私、今、この人の行動で、こんな気持ちになったんだ!!

って、自分でもびっくりするときあります。



で、なんでだろう?

そんな気持ちになってしまったのは、自分が相手の行動をどう捉えたからなの?って、

分析することもできるしね。



そうすると、意外と自分の捉え方の癖とかも見えてきたりして。

思いやりのある子を育てつつ、自分の感情の見直しまでできる。

一石二鳥の方法、ぜひ、試してみてくださいね。

 

今現在、8月下旬、及び9月中の講座受講生を募集中です。 基本的には、月、火、木、金の9時〜15時までの開講になります。 ご相談&ご質問等は、お気軽にお問い合わせください。 <イベント&講座開講情報> 【現在8月下旬〜9月開講分の受講者募集中です】 ▶︎『全ての職業にコーチングを』  自分と向き合い、しっかりとコーチングを受けながらも、 コーチングの基本スキルを体系立てて学べる講座 【トラストコーチング】https://www.blankcanvas.jp/trustcoaching ▶︎『子育てのイライラを、ワクワクに変える』  子供との関わりから自分を見つめ直し 自分と子供の自己肯定感を高める講座 【マザーズコーチング】https://www.blankcanvas.jp/motherscoaching 8月12日(月)オンライン開催決定(残席2) 8月13日(火)メルボルン対面1日集中講座(満席)

▶︎『大切な人を孤独にしないために』まずは絵本を通じて、「本当の自分」の気持ちに向き合う経験に触れる【親子でできるミラートーキング】https://motherscoachingschool.com/mirrortalking/ ▶︎『一緒に同じ方向を向いて歩いていきたい』ずっと変わらないと思っていたパートの関係を見直す機会に【パートナーシップコーチング】

▶︎日程調整のご相談&お問い合せはお気軽にどうぞ♡


 

<8月1日ダウンロード開始> デジタルマガジン My style 創刊特別号 【モノクロな日常に、彩と心のゆとりを取り戻せる: マインドフルプチアート&インテリア講座】 日常に、アートを取り入れながら、マインドフルネスやコーチングを通して、自分を見つめ直す時間にしてみませんか?





目次: 1.自分を取り戻す。アートを日常に取り入れるわけ 2.”時間がない”。悪の呪文から自分自身を解き放とう 3.時間とエネルギーを断捨離し、クリエイティブな時間を創造する 4.隙間時間でできる、マインドフルネスアート 5.色の魔法を心で感じてみよう 6.自分だけの”サンクチュアリ”を作る 先行予約はこちらから登録いただけます。 (先行予約いただいた方の中から、抽選で1名様に、ブランディング、または目標達成のセッション(60分)を無料でプレゼントいたします)


 

もっと軽やかに、自分らしく。 自分も周りも大切にしながら理想の生き方を手に入れたいあなたへ



ロックウッド香織

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー

パートナーアソシエイツ協会認定パートナーシップコーチ

122 views0 comments

Comments


bottom of page