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  • Writer's pictureKaori

子供のクリエイティビティの芽をつむ〇〇お化けに気がついた瞬間

Updated: Dec 2, 2019



こんにちは! Artful Life Coachとして、周りの人の感情に敏感なセンシティブさんや、言葉で感情を表現するのが苦手なビジュアル派&感覚派のみなさんを応援しています、ロックウッド香織です。




我が家には、いろんなアートの道具がありますが、 うちの息子は、もう5歳なので、私の引き出しを開けまくって、 道具をぐっちゃぐちゃにするってことはありません。

でも、実は、そうならないためにも、

ある程度、彼のクリエイティブな欲求を満たしてあげる工夫をいくつかしています。



本当は、何もなく綺麗に片付いたキッチンベンチが理想だけど、 

思いついた時に息子が絵が描けるように、 ベンチの隅っこは、彼のお絵かきコーナーと化しています。




これは多分、地球を描こうとしているらしい。

彼用の、アートの道具や、専用の場所を設けてあげることによって、 「これは、僕の。これは、ママの。」という、

自分のものを持っている特別感とか、

相手の道具や絵へのリスペクトも生まれるんじゃない?と息子を見ていて思っています。



パッと思いついた時に、

「ママ〜!紙出して!あれもこれも…!!」



という風に、いちいち呼ばれるのがめんどくさいという自分もいるしね。笑



さすがにもっと小さい頃は、

「壁に落書きとかされると、ホラーだわ!」と思って、

出しっぱなしにはしていませんでしたが、

すぐに引っ張り出せるように、こんなキャスターに、

折り紙やスタンプ、粘土、クレヨンなどなど、アートの道具を全部入れていて、

落書きしてもいい用の黒板とホワイトボードがくっついたイーゼルを常備していました。




今は、ひらがなマグネットで勉強中。

そして、もちろん、時間がある時には、 一緒になって、絵の具を出して何か描いてみたり、粘土をやったり、

普段一人では汚くなりすぎて、やらせられないことを楽しんでます。


まあ、子供の集中力なんてたかが知れているので、すぐ飽きちゃうんですけど。 それでも、特別感のある粘土や絵の具でのペイントは、息子もお気に入り。



いっつも一緒に何かやってあげないと、と思っているとめんどくさくなるし、

義務感で楽しめなくなるけど、たまになら、こっちも集中して、子供と一緒になって楽しめます♡



そうやって、ちょっとづつ、子供のクリエイティビティのバケツを満たしてあげていると、急に思いついてぐちゃぐちゃ!!といういたずらも、きっと少なくなると思うんです。


私は、子供って、パッと何かを思いついた時の顔が、すっごくキラキラしていると思っていて。

なんか、ごそごそとやってるぞ?と思ったら、 絵を描いたり、空き箱やトイレットペーパーの芯でロボットができていたり、

レゴでホバークラフトを作っていたり。



想像力の塊なんだな〜、って、見ているこっちが、すごく感動します。 そんなの、子供なんだから、当たり前でしょ?って思うかもしれないけど、

そう、それが当たり前なの。



自分たちも、小さい頃は、そんな想像力や、創造力を駆使して、

日々色んなものを作り出していたはず。



それが、大人になった自分たちの目から見たら、

ただのいたずらや、煩わしいだけのゴミにしか見えなくなってしまっているって、

ちょっと寂しい、って思ったりもします。



余談だけど、きっと、日本の若者が、ハロウィンではしゃぎまくって収集つかなくなるのも、 普段から、自分を表現できる場所とか、クリエイティビティを発揮する場所がないからなんじゃないかな?と密かに思っています。




とはいえ。


私だって、自分の大切にしている道具がめちゃくちゃにされるのは嫌なので、

普段は、引き出しや戸棚にしまってあります。


でも、昨日、何かのきっかけで、息子が私のマスキングテープの入った箱を見つけてしまって。

その瞬間に、彼の目には、あの、「キラキラ」が宿っていました。笑



そそくさと自分の好きな色を仕分けし、

「これが僕の一番好きな色!」と教えてくれる息子。 そして、おもむろに、テープをビリビリ引き伸ばし、窓に貼り付けまじめました!



「きゃー!何してんの?!」とびっくりする私に、


「自分の名前を書いてる!」という息子。


「お、おぉ、そうか。」

(心の声:ま、マステだからすぐはがせるし、いっか。)


と、見守ることにしたものの、 自分の名前ができた後も、デコレーションだ、なんだと言って、 結構な量のマステが使われていきます。


その時、

「え〜?ねぇ、ちょっと、もったいないから、もういいんじゃない〜〜??」



と言っている自分に、気がついたんです。



真剣に窓にマステを貼り付けてる息子





マスキングテープに使い道の制限はないはずなんです。   でも、自分の中で、まだ、子供がクリエイティビティを発揮することは無駄遣い、という認識があったことに、自分でもすごくハッとしました。



無駄に見えるのは、もちろん、マステがこのあと、ほぼ何日(もしかしたら何時間)もせず、ゴミ箱に捨てられるということがわかっているから。



でも、このマステは、息子のクリエイティビティや表現力を発揮するツールとして、立派な役目を果たして、ゴミ箱行きになるんです。



なのに、「自分の思った意図と違う目的で使われた=無駄」だと思った自分が、子供のクリエイティビティの芽を摘んでいる張本人だったと気がついたんです。



以前、うちの息子といとこの女の子が、一緒になって新しい絆創膏を箱から引っ張り出して、お人形さんにペタペタ貼って、お医者さんごっこをしていることがありました。



それを最初見たときの私の反応も、まさにこれでした。



「もったいない!!」



もちろん、その理由は、絆創膏は、怪我をしたときの使うものだから。 でも、その目的で使われて、ゴミ箱行きになっても、もったいないとは思わないのに、ただ、お医者さんごっこで使われるのを見ると、もったいない!って思ってしまったんです。



そのときの二人は、想像の世界でお医者さんになって、患者さんを治療するという、素晴らしいイマジネーションを発揮していたのに、その子供の成長に目が向けらていなかったんですよね。



それに気がついた時に、私は、子供たちが遊んでもいい用の、安い絆創膏を、いくつか家に用意するようになりました。



いざという時に使われてなくなっていると、やっぱりイラっとするので、

アートの道具と一緒で、自分のと子供のぶんは分けて持つようにしたんですね。



そうしたら、息子がぬいぐるみに絆創膏を貼っているのを見かけても、

「コラー!!もったいないでしょ!!」と鬼母にならずに、 「あー、怪我しちゃったんだ〜、大丈夫かな?」と声をかけられる。



そう、もったいないのは、その使われているものじゃなくて、

子供の想像力や創造力の芽を、もったいないという理由で摘んでしまうことの方なんじゃないかな?って気がついたんです。



ほんの200〜300円で、ママの心の平和も、子供のクリエイティビティも救えると思ったら、安いもんだと思えませんか?




特に私たちの親世代は、 戦後の貧しくてものがない時代に生まれ育ったこともあるかもしれませんが、

「勿体無い。」が口癖の人も多いのじゃないかな?



私たちと同世代は、小さい頃、給食が全部食べられず、先生に見張られながら、昼休憩に、外で遊ぶ友達を横目に泣きながら給食食べてた、っていう人も、よく聞く話。



今は、そんなことはないのだと思うけど、やっぱり、日本には、代々受け継ぐ、もったいない精神っていうのは、刷り込まれているような気がする。



私自身も、息子がご飯を残すのを見ると、

「もったいない。世界には、貧しくてご飯も食べれない子もいるのに。」っていう正論を振りかざしそうになるんだけど、うちの主人(オーストラリア人)は、



「それはそうだけど、食べれないものをお腹がはちきれそうになるまで食べさせるのは、おかしいんじゃない?」という人。



だから、自分も、もうお腹いっぱい、って思ったら、お皿にご飯が残っていても、ごちそうさまをする。



それを見て、私は、やっぱり、「もったいない。食べないんだったら、最初からよそおわなかったらよかった。」って思ってしまう。



『もったいない』は、限られた資源を大切に使おうとする精神の表れた、とっても素敵な言葉。



でも、もし、あなたの『もったいない』が、単なる、親や、その上の世代から受け継がれた口癖だとしたら?



その、あなたの『もったいない精神』で、失われている、誰かの経験や、その先の未来があるとしたら?



そんなことを、考えるきっかけになったらいいな、と思っています。



背びれが骨折(笑)したそうです。




 

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