#藤原ひろのぶ #病気を治そう #健康のすすめ #パンジャビ #フードサポート #無関心と無行動

今更私が藤原さんの活動を詳しくご紹介するほどでもないと思いますが、世界の貧困問題を、ご自身の体験を通して真剣に考えられている、とても肝の座った人だなー、と、いうのが私の印象。
ギニア共和国で製氷工場を経営する傍ら、女性たちが通うための学校を運営したり、ネパールでハチミツ農園を営んだり、バングラディシュで貧しい子供達に食事を提供するプログラムを運営したり、そんなことを大きな会社や団体の手を借りないでやっていくには、相当のブレなさがなければできないと思います。
さて。
藤原さんのフェイスブックグループの名前でもあり、今回の講演会のテーマでもある、”病気を治そう!!”というタイトルを聞いた時には、「なになに?健康に関することなの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
私も最初はそうでした。
ガンのこととか、食事のこととか、フェイスブックも、以前私が藤原さんの存在を知った時にはそんな内容の投稿が多かったので、それ以降、特に熱心なフォロワーというわけでもなく、たまにフィードに流れてくる投稿を読ませてもらうぐらいでした。
でも、今回メルボルンに講演に来られると聞いて、よくよく読んでみると、藤原さんが言われている”病気”って、そんなことだけじゃなかった。
期待に外れず、彼の公演、本当にもっとたくさんの人にも知ってもらいたい内容で、自分はもっとできることがあると再認識させていただきました。
彼の言う本当の病気はいろんなことに”無関心”であること。
今、この瞬間に世界のどこかで誰かが置かれている状況を想像できない想像力の欠如。
メディアの報道をそのまま信じ込み、自分で考える力を失っている受け身の姿勢。
自分の日々の生活の忙しさを理由に、今自分にできることさえしない怠惰。
知識や情報はあるのに、それを行動にうつさない無行動
こういったことの全てが、今、世界で起こっていることや、自分の子供達の未来への無関心なのだと思います。
私たちは、世界の中でもとてもラッキーな国に、たまたま生まれてきただけ。
そして、そのラッキーな国の経済や人々の生活を支えてくれているのは、貧困国の労働者であり、私たちが住むこのかけがえのない地球である。
そんなことを、大なり小なり、私を含め、全ての人が忘れてしまっているということを、改めて心に刻む機会になりました。
「世界の貧困なんて大きな問題、自分一人の力では救えないし、自分がちょっと何かしたくらいじゃ変わりやしないよ。」
そう思っている人にこそ、聞いてほしい講演です。
だって、そんな人は、貧困問題に関わらず、学校や職場でのいじめなどの身近な問題でさえも
想像力の欠如
受け身の姿勢
怠惰
無行動
こんな無関心を装っているに違いない。
無関心を解決するには、もちろん貧困や世界のことを考えることも大事だけれど、
その無関心を生み出している教育のあり方や、子供を育てている自分たちの態度をまずは改めて見直すことから始めなければならないと思うのです。
そう、”病気”は根本から直さなければならないのです。
想像力をつけるためにはどうしたら良いのか?
自分で考える力を養うためには?
行動できる人になるには?
あなたが親であれば、自分の子供にも、そんな風に育ってほしいと思いますよね?
私がお伝えできることもありますが、まずは、藤原さんが提案されているように、自分のできる小さなこと(例えば、選択肢がある場合はフェアトレード商品を買うとか)を今日から始めてみることをお勧めします。
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