#水泳 #ハワイ #頑張らない #子育て #マザーズコーチング
こんにちは。
お久しぶりのブログになってしまいましたが、
実は今、ハワイに旅行に来ています!
ホテルの部屋からの景色!
青い海がどこまでも広がります♡
でも、息子は、ビーチに行くよりもホテルについているプールで遊びたい!
と、初日から大騒ぎしていて、
今日の朝、朝食が済んでからすぐにプールへ向かいました。
実は、うちの息子、4歳半ですが、泳げません。
というか、顔を水につけるのも怖がる。
でも、水に入って遊ぶのは大好きなんです。
オーストラリアでは、サーフィンなども盛んなビーチ文化ということもあって、
小さい頃から水泳は習い事のトップにも入るレッスンです。
うちの夫も、
「早いうちから泳げるようにならないと命に関わるから!」
と、息子が小さい頃から水泳教室に通わせることに積極的で、
私は、息子が6ヶ月の小さい赤ちゃんの頃から、
息子を連れてスイミングレッスンに週1で通っていました。
最初は、何も分からないい状態でされるがままの息子は、
歌を歌ったり、おもちゃを追いかけたりしながら、
水の中をプカプカ、スイスイされるのはそんなに嫌がる様子もなく、
水の中に潜ってもびっくりする顔はしていましたが、
絶対にいや!というほどのこともなかったのです。
ところが。
息子が1歳半になった頃、だんだんと自己主張が強くなって来た息子は、
水泳教室に行くのを嫌がるようになってきました。
行くのを嫌がる。
教室に行っても水の中に入るのを嫌がる。
なんとか着替えさせて水の中に入っても、お友達と一緒のことをやらない。
そんな日が数週間続いて、私は、
「無理やり行かせても、逆に水泳が嫌いになっちゃうんじゃないか。。。」
と不安になり、それからはレッスンに行くのをやめてしまいました。
「水が嫌いってわけじゃないし、私だって幼稚園の頃は浮き輪でプカプカが精一杯だったんだから、息子だってそのうち泳げるようになるでしょ。」
と思ってはみたものの、お友達もたくさん水泳教室に通っているし、
プールに遊びに行っても、息子と同じくらいの歳の子が、
ザップンとプールサイドから飛び込んで、3メートルくらいは泳いでるのを目にすると、
なんだか心がモヤモヤ。。。
バイリンガル教育に関しても、我が家では、
”無理やり押し付けないで、自然に興味が湧くようにセッティングするだけ”
な感じで、日本語を教えているのですが、
なぜか、水泳に関しては、それが同じスタンスでできていない自分がいました。
どうしてなんだろう??
と、自分でも分からなかったのですが、
今日、やっと、その訳がわかりました!
もちろん、
将来泳げないと、友達と一緒に遊びに行かれないんじゃ?という心配
泳げなくて溺れちゃったらどうするの?!という不安
お友達は泳げるんだから、息子だって泳げるはず、という期待
といういろんな感情がモヤモヤ、ぐるぐると混ざり合っているのですが、
そこじゃない何かが、心の中に引っかかっていたんです。
それが、今日、プールでダディと一緒に顔をつける練習をしている息子を見て、
ぱかっとパンドラの蓋を開けたように、
私の中から答えが出てきたんです。
その思いとは、
”できるはずなのに、頑張らない息子への苛立ち”
でした。
「やってみなよ、簡単だよ。」
「怖くないよ、〇〇ならできるよ。」
「ほら、こうやってやるんだよ。」
と、何度やらせてみようとしても、
頑としてやろうとしなかった息子。
「赤ちゃんの時は大丈夫だったのに。」
「他のことはなんでも簡単にするくせに、どうして顔つけるぐらいができないの?」
と、なぜか、
「頑張ればできるでしょ?!」という私の思いを押し付けようとしていたことに
気がつきました。
そこには、小さい頃から頑張ってなんでもやってきた自分、
努力して、頑張って、いろんなことを手に入れてきた自分を
正しいと思い込んでいる私自身の思い込みが、潜在意識の中にありました。
日本では、頑張ることが良いことで、
頑張らないことは悪いことのように捉えられがちです。
だから、今子育てをしているママたちも、
”頑張って”子育てしている人、たくさんいると思います。
毎日健康的で美味しいお料理を作る
お洗濯や掃除もいつも完璧
外で仕事だってしちゃう
それでいて、いつもニコニコ優しいママ
そんな、(虚像の)パーフェクトなママを”頑張って”やろうとしている人、
たーっくさん、いるんじゃないかな?
そして、それができなくて、
落ち込んだり、
罪悪感を感じたり、
自分を責めたり、
イライラして家族に当たったり、
そんな悪循環に陥っているママたちも。
だから、息子に「頑張れ!」って思っている自分は、
実は、自分にも「頑張ればできるでしょ?」「もっと頑張れ!」って言っているんだってことに気がついたんです。
今日の息子は、頑張れって言わなくても、ちゃんと水に潜って、
得意満面の笑顔で、プールサイドの私に手を振り上げてくれました。
まあ、ダディが「これできたら、チョコレートあげるよ。」って
言って釣ったらしいのですが(苦笑)
「そんなんでできるようになるんだったら、今までの私の心配って何?!」
って感じですけど。ほんと。笑
きっと、今、彼の中で準備ができたときだったんですよね。
だから、いくら頑張れって言っても、準備ができていないときはできないんです。
頑張れ!って言わないで、見守っていくことって、案外簡単なのかも。
でも、そうなると、「頑張る」って言葉自体、どういう意味よ?って考えたくなります。
子供に「頑張らなくてもいいよ。」って言っちゃうと、
努力しない子に育っちゃうんじゃないの?
と、心配になるママたちもいるかもしれないからです。
でも、私が思うに、
「頑張る」って、「嫌なことや辛いことでも無理をする」に近い意味なのかなぁ、と。
だって、楽しいことなら、大変なことでも頑張らなくてもできちゃうから。
だから、
「頑張らなくてもいいよ。」っていうのは、
「”他の人に言われたから”とか、”みんなを喜ばせるために”
自分が嫌なことや辛いことを我慢しながらやらなくてもいいよ。」とか、
「自分がやりたいと思えることを、やりたいときにできる自分を持とうよ。」
って、ことなのかなぁ、と思うわです。
でも、自分でそれができているかと言われると、
うーん。。。75点くらいかな、となるわけで。
子育てって、自分育てって、本当にそうですよね!
自分の思い込みや偏った価値観に気づいて、自分自身や大切な人とのコミュニケーションをもっと磨いていきたいと思う方は、以下の講座がオススメです。
それでは、まだ数日はハワイの暖かな風と日差しを満喫しながら、
のんびりとしたいと思います。
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