メルボルンの教育事情の一端
Updated: Jun 15, 2018
#育児 #ママの罪悪感 #マザーズコーチング #トラストコーチング #メルボルン #小学校入学
昨日、息子が来年から通う小学校のオープンデーがあったので、息子と一緒に行ってきました。
オーストラリアでは、1年生の前にプレップ(週によってはキンディーとか、いろんな呼び名があるようです)という準備期間の年があります。
なので、息子は来年度、日本では年長さんの年なのですが、小学校に入学します。
なんか、「えー!この間生まれたのにもう小学校?!」みたいな感じでびっくりします。。。
さて、息子の通うことになる小学校ですが、近所の公立小学校で、家から一番近いし、評判も上々なので、そこに入れることは決めてはいるのです。
でも、一応、どんな雰囲気なのか、息子がどんな風に思うか見てみたかったので、良い機会だし行ってみることにしました。
結構古い学校なので、校舎とか、施設自体はそれほど「わー、すごい!」と感動するほどのものではないのですが、先生も生徒も良い雰囲気で、ヨガやマインドフルネスのクラスがあるのも気に入りました。
それに、息子が今からギターを弾きたいと言っているのですが、音楽の授業ではバイオリン、サックス、フルート、クラリネット、ギター、ドラムなど、自分の好きな楽器を1年生の時から練習させてもらえるみたいで、息子はそれも喜んでいました。
でも、息子のいちばんのお気に入りは、コンピュータールームだったようです。笑
一人に一台、1年生の時からコンピュータの授業があるなんて、時代は変わったもんだ…と、私は浦島太郎の気分でしたが。笑

そして、夜には別途、インフォメーションセッションがあり、そちらは私と交代で、主人が行ってくれました。
その時に、学校行事の様子をビデオで見たり、カリキュラムについて話を聞いたりして、主人も私と同じく、まあ、いいんじゃない?という印象を受けたようでした。
でも、その時に、校長先生から結構厳しく、「校区外の人は、入学申請書を出しても無駄です!」みたいにお話があったみたいなんです。
主人は、校区外から申請してくる人がそんなにいるなんて思わなかったようで、結構びっくりしたみたいですが、私は、「へー、やっぱりそうなんだ。」って思って聞いていました。
私の住んでいる地域は、最近、中国系の人がものすごく増えている地域で、別にそのような人を差別する意味で言っているわけではないのですが、みんな、とっても教育熱心なんですよね。
だから、全国テストとかで成績が良い学校があると、その学校に子供を入れようと殺到するんです。
うちの近所の公立高校は、メルボルンでも(勉強の成績で言えば)1、2を争う優秀な公立高校なのですが、その学区に住むためだけに引っ越してくる人も増え、実際には住んでいないのに3ヶ月だけ賃貸住宅を借りて住所を偽装したりする人も出てきたりして、以前では考えられなかったほど学区制限も厳しくなり、学校側も対応に追われているみたいです。
最近は、小学校でさえそんな傾向があるようです。。。
もちろん、人種に関係なく、子供を”良い学校”に入れたいという思いはかなりあるようで、メルボルンでは、有名私立の小学校に子供を入れたい人は、なんと、子供が生まれた時点で小学校のウェイティングリストに登録するようです。